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お腹いっぱい食べられてしかも痩せられる糖質制限ダイエットとは

お腹いっぱい食べられてしかも痩せられる糖質制限ダイエットとは

この記事を読むための時間:3分

ダイエットに挑戦している、あるいは挑戦をしてみたという方は多いのではないでしょうか。

様々なダイエットが考え出され、実行されていますが、なかなか結果が出ないという声もよく耳にします。

そこで皆さんにご紹介したいのが、糖質制限ダイエットです。

糖質制限ダイエットを正しく行えば、お腹いっぱい食べても健康的に痩せられることが多いのです。

では糖質制限ダイエットとはどのようなダイエット方法なのでしょうか。

ダイエットに関するメリットとデメリット

ダイエットの基本は、消費するカロリーよりも摂取するカロリーを減らすということです。

ダイエットには色々な種類がありますが、大きく分けると「運動量を増やすダイエット(カロリーの消費を増やす)」と「食事を制限するダイエット(摂取するカロリーの量を減らす)」の2つとなります。

運動量を増やすダイエットは余分な脂肪が落ちるだけではなく、筋肉がついて代謝もアップするというメリットもあるダイエット方法です。

身体のラインがすっきりするので、美容面の効果も大きいという特徴もあります。

しかし運動を習慣化することはなかなか難しく、途中で断念するケースが目立ちます。

ジムに通うとなると時間とお金がかかりますし、そもそも運動が苦手という人もいるでしょう。

ダイエット効果を見込んだ運動は苦しいことも多く、逆にストレスとなる場合もあります。

食事を制限するダイエットは手軽に行えるので、挑戦しやすいのがメリットです。

様々な食事制限ダイエットがあるので、自分の食生活に合ったダイエット方法を選べるというのもメリットの1つとなっています。

しかし、食事制限ダイエットにもデメリットがあるので注意が必要です。

食事制限を行うと確かに体重は落ちますが、やめた途端にリバウンドすることは珍しくありません。

また、脂肪ではなく筋肉が減り、代謝が落ちて太りやすい体質に変化することもあります。

即効性を求めて過激な食事制限をすると体調を崩したり、最悪の場合は命を落としたりする危険性も生じます。

このようにダイエットにはデメリットもありますが、しっかりとしたプランを立てて継続的に行えば、健康と美容の両面にプラスなのは間違いありません。

運動量を増やして食事を制限するのが最も効率的ですが、まずは取り組みやすい食事制限ダイエットから始めてみましょう。

糖質制限ダイエットとは

食事制限ダイエットとして話題になっているのが、糖質を制限するダイエット方法です。

このダイエット方法は、1日の食事から糖質をできるだけ減らして、余分な脂肪を落とすことを目標としています。

糖質はエネルギー源として大事なものですが、とり過ぎた余分な糖質は、脂肪となって体内に蓄えられてしまいます。

糖質の摂取を減らせば、脂肪の蓄積を抑えられるばかりではなく、エネルギーの消費に伴い余分な脂肪を落とせるというのが糖質ダイエットの考え方です。

糖質ダイエットには、アトキンス・ダイエットやパレオ・ダイエット、半断食ダイエットなどいろいろな種類があります。

それぞれダイエット方法やダイエットに関する理念は違いますが、糖質を減らすという点では共通しています。

また、糖質の代わりにスムージーや酵素ドリンクなどを摂取するという置き換えダイエットも、糖質ダイエットに含めることが可能です。

これらの糖質ダイエットは痩せることが期待できますが、医学の専門家の中には警鐘をならす人がいることは覚えておきましょう。

糖質は脳のエネルギー源でもあるので、不足すると頭がボーっとしたり、集中力が途切れたりすることがあります。

また、糖質が不足するとケトン体というものが発生しますが、これが害になることもあると述べる専門家もいます。

特に極端な糖質の制限は、エネルギー不足による様々な弊害をもたらす危険性があります。

大事なのは炭水化物に含まれる食物繊維やビタミンなどをしっかりと補給し、糖質を制限し過ぎないということです。

では理想的な糖質制限ダイエットとは、具体的にはどのようなダイエット方法なのでしょうか。

この糖質制限ダイエットなら辛くない!

理想的でおすすめな糖質制限ダイエットの場合、1度の食事でとる糖質の量は40gぐらいが目安となります。

一般的な糖質制限ダイエットでの糖質をとる量は、20g以内であることがほとんどです。

中には限りなくゼロに近い糖質制限ダイエットもあります。

糖質20gというのは、白米にしてだいたいご飯茶碗の3分の1くらいの量です。食パンだと6枚切りのパンで1枚弱となります。

とても少ない量だということが分かるでしょう。

しかも朝食では糖質をとらないという糖質制限もあり、その場合身体は糖質に飢えてしまいます。

身体は長時間糖質が不足すると、代謝を抑えるようになり、結果的に太りやすい体質に変化することが多くなります。

おすすめの糖質制限は、朝食もしっかりととるというダイエット方法です。

1日の糖質の合計は130gくらいで、糖質制限的にはとても緩いダイエットだと言えるでしょう。

これくらいなら、継続できるという方も多いのではないでしょうか。

この緩めの糖質制限ダイエットは、ローカーボハイドレート(低糖質)ダイエット、略してロカボとも呼ばれています。

ロカボでは、糖質10gまでなら間食もOKです。

一般的な糖質制限ダイエットでは、基本的に間食は許されないことが多く、ストレスを生む要因ともなっています。

ロカボなら量が少ないとはいえ間食がとれるので、ストレスはだいぶ軽減されます。

また、ロカボではあまりカロリーを制限しません。

糖質を減らした分、カロリーをとることを推奨されています。

果物はビタミンが豊富で健康に良いのですが、糖質を多く含む場合があるので、とり過ぎには注意が必要です。

バナナは1本あたり20g以上の糖質を含んでいます。

毎日バナナを1本食べるのは、避けた方がよいでしょう。

果物の代わりにロカボで推奨されている食べ物は、肉や魚、大豆などのタンパク質と、野菜やナッツ類です。

これらの食べ物は栄養が豊富なだけではなく、腹持ちも良いのでお腹がすきにくいというメリットもあります。

食材を選ぶ時には、GI値というものにも注意を向けるのが大事です。

GI値とは、グリセミック指数 (glycemic index)の略で、食品をとった時の血糖値の上がりやすさを表しています。

GI値が高い食品ほど血糖値が急激に高くなりやすいので、糖尿病などの成人病では避けた方が良いとされています。

ダイエット中も、できればGI値の低い食品をとるようにしましょう。

というのは、急激な血糖値の上昇はいろいろな面で身体に良くないからです。

また、ロカボにはもう1つメリットがあります。

それは筋肉が落ちにくく、代謝が悪くなる危険性が少ないという点です。

体脂肪は落ちるので、スッキリとした体形になりやすく、しかも太りにくい体質を維持できるのが、ロカボのとても魅力的なポイントです。

レコーディングダイエットも併用するとさらに効果的

ロカボはそれだけでも効果的なダイエット方法ですが、レコーディングダイエットを併用するとさらに効果を高めることができます。

レコーディングダイエットとは、毎食の食事内容はもちろん、1日に口にしたものは全てメモなどに記録して残すというダイエット方法です。

このダイエット方法は、自分の食に対するクセや傾向を把握するのに適した方法です。

記録したデータを後に分析するだけで、自分がなぜ太っていたのかを知ることができます。

これをロカボに取り入れ、食事だけではなく間食したものや、飲んだドリンクなども全部記録するようにしましょう。

食べた内容と一緒に、体重と糖質の量も記録するのが大事です。

糖質の量はだいたいで構いません。最初は大変ですが、慣れるとかえってダイエットのモチベーションとなることもあります。

定期的にチェックし、体重の変化と糖質の量を把握してその後のダイエットに役立てましょう。

ロカボでいつまでも若々しく!

ロカボは無理のない糖質制限ダイエットなので、継続しやすく身体への負担も少ないという利点があります。

お腹いっぱい食べても大丈夫なので、栄養不足になる心配もありません。

不足しがちなビタミンなどがある場合は、サプリや健康食品を活用するという方法もあります。

毎日の生活にロカボを取り入れ、いつまでも健康で若々しい身体を保ちましょう。

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