高血圧と食事には深い関係があります!
高血圧と食事には深い関係があります!
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高血圧という言葉はよく耳にしますが、実際にどのような症状のことを指すのか正確に知っている人は多くありません。高血圧をもたらすものも予防、改善するのも食事が深く関係しています。ここでは高血圧の定義や高血圧と食事の関係を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
高血圧の定義
高血圧とはどのような症状なのでしょうか。そもそも血圧とは血液が血管壁に与える圧力のことをいいます。心臓がポンプのような役割を果たすことで血液は全身を駆け巡っているのですが、心臓が収縮して血圧を押し出すときに最も血圧が高くなります。これを収縮期血圧といいます。その反対に、心臓が拡張するときには血圧をそこまで押し出していませんので、血圧が最も低くなります。これを拡張期血圧といいます。高血圧とは収縮期血圧が140mmHg以上の状態であること、もしくは拡張期血圧が90mmHg以上の状態であることです。簡単に言えば血圧が高いことなのですが、厳密な定義は上記のようになっています。また、高血圧には種類があります。1つは病気の発症によって併発してしまった二次性高血圧です。もう1つは原因がわからない本態性高血圧です。統計的には日本人の高血圧の9割以上が本態性高血圧です。
高血圧になる原因は食事が関係している?
病気以外で高血圧になるのはなぜなのでしょうか。高血圧と食事に深い関係があります。日ごろから塩分の多い食事をしていると、血液内の塩分濃度を薄くするために、身体は体内の水分を血中に集めるようになります。そうすると、心臓が血液をどんどん送り出すために、血圧がどうしても上がってしまうのです。インスタント食品、冷凍食品、ファーストフード、スナック菓子には塩分量が非常に多く含まれています。こうした食品を過剰摂取しないようにしましょう。また、動物性脂肪がたくさん含まれている肉類中心の食生活を送っていることも、高血圧になる原因だといわれています。動物性脂肪の多い食品を食べてばかりいると、血液中のコレステロールが増加して血管壁に付着するようになります。そうして症状がひどい場合には動脈硬化をもたらすことがあります。動脈硬化になれば血液が流れにくくなりますので、心臓はより血液を送るために圧力を高めていきます。そうして高血圧につながるのです。
高血圧を予防、改善するには食生活の見直し!
高血圧をあらかじめ予防したり、あるいは既に高血圧になっていても改善したりするには食事の見直しをすることが肝要です。高血圧になりにくい食事とは、まず第一に塩分が控え目な食事です。統計的に日本人の1日の塩分摂取量の平均は10g前後です。しかしながら、本来は6g未満に抑えることが望ましいとされています。そのため、毎日の塩分量を少しずつ少なくしていって食事のストレスをためることなく食事内容を改善していきましょう。濃い味や辛い味が好きな人は塩分の代わりに香辛料を使用することをおすすめします。また、動物性脂肪を含む食品を控えるようにすることも重要です。動物性脂肪は肉類だけでなく牛乳、ヨーグルトなどの乳製品なども含まれます。さらに、意外に思われるかもしれませんが、1日にきちんと3食食べるような生活習慣を身に着けることも大切です。日本人によくありがちな食生活のパターンとして朝食を抜くというものがあります。しかしながら、朝は一切食べずに昼と夜に過剰に食べると肥満の原因になりやすいです。肥満は高血圧につながりやすいので、朝、昼、晩と1日3食を規則正しく食べましょう。他にも、アルコール飲料の過剰摂取もやめることです。アルコールには血管拡張作用がありますので、毎日たくさん飲んでいると高血圧につながります。
まとめ
高血圧とは血圧が高くなることをいいますが、病気が原因でなる二次性高血圧や原因が特定できない本態性高血圧といった種類があります。高血圧と食事には相関関係があり、塩分の多い食事ばかり食べていたり、動物性脂肪が含まれる食品の食べすぎは高血圧をもたらします。高血圧を予防、改善するにはこれらの食品は避けることはもちろん、規則正しい食生活とアルコール飲料の過剰摂取を控えることが重要です。
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