人間のメンタルはペットを飼うことで救われる!そのメリットとは
人間のメンタルはペットを飼うことで救われる!そのメリットとは
この記事を読むための時間:3分
誰もが経験するのが、大切な人を亡くすという悲しい体験。
またショックな出来事を引きずっている方や深い孤独の中にいる方など、メンタルが不安定な状態の方におすすめしたいのがペットを飼う、ということです。
もちろんペットを飼う大半の人は動物が好きで一緒に生活を楽しみたくて飼っているわけですが、ペットを飼っていない方で何かに癒されたいと感じている方にとってもペットを飼うことはとても意味のあることなのです。
メンタル面でペットを飼うことのメリット①よき話し相手になる
何かつらい悩みがあった時に、悩みを相談できる相手が自分の近くに常にいればよいのですが、なかなかそういう悩みは、他人には話しにくくて、どうしても一人で抱えこんでしまいがちです。
そうすると、日々鬱々とした気持ちになっていき、人によっては、うつ病すら発症してしまう可能性があります。
これは決して大げさなことではなく、誰にでもそういった可能性があると言えるのです。
そんな時に、少しでも何か話しかけることができる相手が近くに存在しているだけで、あなたのメンタル面において非常に大きな救いになるのです。
辛い時に、あなたの話し相手となってくれるのが、ペットの存在なのです。
犬や猫、それ以外にも鳥などの小動物が好きな方もいるでしょう。
ちょっとでもペットの目を見て話しかけるだけで、知らないうちにあなたの緊張がほぐれ、自然と癒され、悩みを軽減することにつながるのです。
「今日も朝から元気だね~」だとか「どうしたの具合が悪いの~?」など、ペットがいるとなぜか口から自然と言葉が出てきます。
ペットと顔を合わせて話をしていると、くよくよと一人で悩んでいる時間も自然に減っていきます。
また、これは決してあなただけが癒されているのではなく、飼っているペットにも癒しを与えていることになります。
動物も人間と同様に話しかけられることで、気持ちが穏やかになったり、癒されたりするのです。
人間とペットが、お互いに目をみて話すだけで、癒してあげる存在、癒される存在の両方の存在になることができるのです。
そういう意味でもペットを飼うことで、話し相手ができるということは、メンタルヘルスにおいて大きなメリットがあると言えるのです。
メンタル面でペットを飼うことのメリット②健康に導いてくれる
ペットの中でも犬が多いですが、散歩を必要とするペットを飼った場合、あなたの毎日の運動量を効果的に増やしてくれると言えます。
犬は毎日の散歩が必要です。
ちょっと面倒に感じる日があっても愛するペットのためには、外の散歩は欠かすことができません。
そのため、毎日外に出て歩くことが日課となり、毎日の歩数が増え、消費カロリーもそれに従って増えます。
ペットを飼うということがダイエットにもつながるのです。
肥満気味の人はメンタル面においてもストレスを抱えている方が多いです。
そういった方にもペットを飼うことは多くのメリットがあると言えます。
また、定期的に外の空気にふれることは、家の中でこもりがちになるより、気分転換にもなり、体にもよい影響を与えると言えます。
歩くことは気持ちを前向きに持っていくのです。
また犬以外のペットも人を健康にする存在になります。
ペットと触れ合うことで幸せホルモンと呼ばれるホルモンの分泌を促すことにつながるのです。
その幸せホルモンと呼ばれているのが「オキシトシン」というものです。
このホルモンの影響で、人間は深く眠ることができます。
悩みが多い人やうつ病の人に多いのが不眠症でもあります。
ペットと触れ合うことでたくさん分泌される、この「オキシトシン」がそういった人々の睡眠の面によい影響を与えてくれます。
また小さい頃からペットを飼うことには、アレルギーの発症をおさえるといったメリットもあります。
ペットを飼うというと不潔に感じる方もいるかもしれませんが、小さい頃からペットとともに育ったほうが、将来的に様々なアレルギーを発症しにくいというデータがあるのです。
ペットと一緒にいることで免疫力がつくということが言えます。
確かにペットは外に出歩くと汚れを持ち込んできたりもしますが、清潔にしてあげることを心がけていれば、人間に害を与えるような存在にはなりません。
人を健康にしてくれるという、むしろ大きなメリットがあるのです。
メンタル面でペットを飼うことのメリット③生活が豊かになる
何か悩みなどがあり、落ち込んでいる日々が続いている人が、ペットを飼うことになったら、確実に増えるものがあります。
それは、笑顔です。
特に一人暮らしの場合は、一人でいる時間が必然的に多くなり、表情も無表情のまま過ごすことが多くなります。
面白いテレビのお笑い番組を見たところで、笑えるのは一時的で、落ち込んでいたり、悩んでいればまたすぐに元の気持ちに戻ってしまいます。
しかし、ペットの存在があれば、そのペットの行動が常にあなたを笑顔に導いてくれるのです。
ペットは意外な行動をみせてくれ、飼い主に驚きと喜びを与えてくれます。
したがって、自然と飼い主の顔もほころび、幸せな時間が増えていくことになるのです。
また、ペットを飼うことによって、他者との交流も生まれます。犬を飼えば、散歩に出かけ、公園で犬友達ができたりします。
犬を飼っているという共通点で全く知らない人とも友達になることができるのです。
また、最近は猫好きな人も多いです。猫を飼っているという話をしたら、喜んで話しかけてくれる人も多いでしょう。
お互い好きな共通の動物の話題は尽きることがなく、楽しい時間が過ごせます。
また、ペットを飼うにはお金がそれなりにかかります。
飼い主自身がしっかりと働き、ペットを養わなければならないという責任感が生まれます。
それは飼い主のメンタルをよい方向にもっていってくれると言えます。
ペットを飼うことは、元気のない人に活力を与え、他者との交流する機会を作り出し、飼い主をより豊かな生活にしてくれるのです。
メンタル面でペットを飼うことのメリット④ペットの社会的役割
上記で述べた通り、ペットを飼うことは飼い主のメンタル面で大きなメリットがあると言えます。
それは、決して個人だけでなく、社会的にも大きなメリットがあるということがわかっているのです。
まず、注意欠陥多動性障害(ADHD)、いわゆる発達障害という言葉は誰でも耳にしたことがあると思いますが、そういった障害をもつ子どもに対しても、ペットと触れ合うことに大きな効果があるということがわかっています。
犬によるアニマルセラピーを受けた子供たちの症状が改善したというのです。
これは子供たちのメンタル面に、犬と触れ合うことによって多くのよい作用が働いたことを意味しています。
障害を持つ親にとっても嬉しい喜びです。
また、子供だけではなく、アルツハイマーや痴呆症の老人にもペットはよい効果をもたらします。
そういった老人たちも、生活の中で笑顔になれる時間が増えれば、精神面でも安定することができ、暴れたり、困る行動に走ったりすることも減ることへとつながります。
最近はAIロボットが老人施設に置かれ、老人たちの癒しの存在になっているというニュースを聞きますが、やはり、ロボットよりも、生きている動物のほうがより、癒しの面では効果があると言えるでしょう。
ペットを飼うということは、個人の幸せだけでなく、社会的に見ても大変意義のあることなのです。
ペットを飼うことが飼い主のメンタルヘルスに良い効果をもたらす
ペットを飼うということが、飼い主のメンタルヘルスにいろいろな面でメリットが多いことをご紹介してきました。
人生誰しも楽しいことばかりではなく、辛いこと、苦しいこと、悲しいことがたくさんあります。
そういったことを乗り越えていくのに、ペットという存在がもたらしてくれる効果は本当に大きなものがあると言えるのです。
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