子育てのイライラをどうする?解消のコツ
子育てのイライラをどうする?解消のコツ
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子どもは親の思い通りにはならないものと分かっていても、予定通りに進まない家事や子育てに気がつくとイライラしている自分。怒らないですめばそうしたい、こんなはずではなかったと思うこともあるでしょう。多かれ少なかれ、どんな家庭でもママはそんなイライラに自分自身も困っているものです。そんなときに、私たちはどうやってイライラを解消すればよいのでしょうか?
ママを困らせたい子どもはいない
子育てはまったく見通しが立ちません。私たちは大人なのでつい効率を考えて、何をするにも見通しを立て優先順位の高いものから取り組んでいきます。しかし子どもはそれぞれのペースがあるので、見通し通りには動いてくれません。だいたい時間がないとか切羽詰まった状況の時に限ってペースを乱されます。そんなとき「どうして?」という怒りの気持ちが私たちに生まれます。スムーズにいくはずという期待が外れたことにより、怒りの感情となってイライラを引き起こすのです。自分のペースをじゃまされたら腹が立つのは誰だって当たり前ですので、あなたの感情はもっともなのです。しかし、子どもの方も自分なりの理由があってそのような状態になっているのであって、私たちを困らせたくてやっているのではありません。一見困らせようとしているように見える時にも、子どもなりに理由があります。
理由を聞いてみる
カッとして反射的に怒ってしまってもいいのです。言い過ぎたと思ったら、すぐに謝れば大丈夫です。子どもというのはありがたいことにママのことが大好きですので、きちんと謝れば「いいよ」と許してくれます。悪かったと思ったらすぐ謝る態度を親が見せることで、子どもも間違った時に謝れる子になります。そうして少し冷静になれたら、子どもにどうして失敗したのか、どうしてそのようなことをしたのか理由を聞いてみましょう。ひょっとしたらママを手伝おうとしたのに上手くできずに失敗してしまったのかもしれません。大事なのは、結果どうなったかより相手の気持ちがどうだったかです。これは親子の信頼関係にかかわる問題です。信頼関係が崩れると子どもは親の言うことを聞いてくれなくなり、成長するにつれて関係が悪化してしまいます。それでも子どもが自分の期待通り動いてくれないことに怒りが抑えられない場合は、次のように考えてみてはどうでしょうか。
失敗は子ども自身の問題
たとえ後から尻ぬぐいをするのがママであっても、失敗してしまったこと自体は子ども自身の問題だと考えてみてください。そして、子どもがいつも成功することへの期待をいったん手放してみてはどうでしょうか。子どもがどんな時でも成功するのが「子育ての成功」だと思っていませんか?そのように考えていると失敗した時に「子育ての失敗」のように感じてしまい、頑張り屋のママほど怒りが増幅してしまいます。自分と子どもを一体化してしまうと、自分との境界線がなくなり感情的になってしまうのです。良い意味で自分と子どもとの間に距離をとり「この失敗は子どもの問題だ」と思うことで、たとえ子どもが失敗しても「あー、失敗しているな」と思うことができ、イライラを手放すことができます。ここまで自己分析ができれば心に余裕が生まれます。ママがやるべきは自分の問題、つまり子どもの失敗のフォローをすることだけなのです。
トライアンドエラーを繰り返して親子になっていく
子どもが失敗したことで一日が思い通りに進まなくても、だれもあなたを責めないし子育ての失敗にもつながりません。あなたの一日が予定通りに進むことが子育ての成功ではないのです。子どもは初めてのことを試して失敗したり成功したりを繰り返しているうちに、それを経験として成長につなげます。子育てはいつか終わりを迎えます。その時に、失敗も成功も体験となって子どもの人生を支えてくれます。その時の記憶が、親子ともに良いものであってほしいと思います。また、イライラをコントロールすることは女性の更年期に良い影響を与えます。自分自身の健康のためにも、早いうちから感情をコントロールできるスキルをたくさんつけて、日々変化する子どもとの関係を良いものにして過ごしてくださいね。
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