肩こりの原因とそれに伴う疾患情報まとめ
肩こりの原因とそれに伴う疾患情報まとめ
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腰痛と並んで国民病とも言える肩こり。多くの人が悩まされています。あまりにもありふれているので軽視しがちですが、れっきとした病気です。「たかが肩こり」などと考えて放置すると他の病気の自覚症状であったりするので、油断できません。今回の記事では、そんなちょっと怖い肩こりの原因と疾患について詳しくまとめてみました。
肩こりの原因
肩こりの原因はいくつもありますが、主な物としては「ずっと同じ姿勢でいる」「運動不足」「ストレス」「眼精疲労」「過労」「睡眠不足」「冷え」などが挙げられます。最近はデスクワークを長時間行う方が多く、これが肩まわりの血行不良を引き起こします。また、パソコンの作業も悪影響を及ぼします。パソコンのディスプレイを見続ける事で自然と前かがみになり姿勢が崩れます。さらに光っている画面を見て操作をしている訳ですから当然、目も疲れます。仕事上のプレッシャーからくるストレスも筋肉の緊張状態を引き起こします。過労や睡眠不足から疲労が抜けない状態が続くと、これも良くありません。夏、エアコンがずっと低い温度に設定されていたりすると、身体が冷えて凝りの原因になります。このように、肩こりの原因は様々な生活環境によるものが多いのですが、本当に怖いのはそれ以外の疾患が原因のケースです。内蔵の病気や高血圧症が肩こりの原因になる場合があります。ですので「ちょっとあやしいな」と思った場合は、すぐにかかりつけの医師の診察を受けるべきです。
肩こりをともなう疾患
肩こりをともなう疾患は大きく分けて二種類あります。整形外科的な疾患とその他の内蔵等の疾患です。前者は「肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)」「頚椎椎間板ヘルニア」「変形性頚椎症」「頚肩腕症候群」などがあり、後者は「高血圧症」「更年期障害」「狭心症」「貧血」「うつ病」などがあります。これらはほんの一部に過ぎません。ただの肩こりかそうでないかを見分ける為には「肩こり以外」の自覚症状があるか、に掛かっています。痛みの部位や強さ、症状が出る時間帯、しびれの有無、倦怠感の有無、睡眠中の状態、頭痛を伴っているか、胸が締め付けられるような感覚があるか等々、注意深く自分の身体の状態を観察した上で医師に相談すべきです。
肩こりの予防法対処法
通常の肩こりについては予防法対処法を知っていれば、症状を和らげる事が出来ます。これは肩こりの原因を取り除いてあげれば良いので簡単です。まず生活に運動を取り入れる事。別にジョギングとか筋トレなどをする必要はありません。一時間~二時間おきに、軽く体操やストレッチをするのが良いでしょう。その時、肩や上半身だけでなく全身を軽く動かす事に留意してください。身体の他の部位の凝りや緊張が影響する事もあるからです。次に目のケアも大事です。目薬もいいですが、目の周りをマッサージでほぐしたり、遠くを意識して見たりして、目の筋肉の緊張を解いてあげて下さい。休憩は良いのですが、その間スマホを使ったりしては目は休まりませんので、少し控えるべきでしょう。冷えについては、エアコンの使いすぎに留意すべきですね。ストレスや過労、睡眠不足については他の病気の原因にもなりますので、生活習慣や労働環境の見直しをおすすめします。凝りとはつまるところ血行不良なので、熱いシャワーを浴びたり出来ればぬるめの湯船にゆっくりつかって、血行を良くするのも効果的です。
まとめ
肩こりは身近すぎてあまり警戒されませんが、少しでもあやしいと思ったら医師に相談して、他の病気が無いか診てもらいましょう。その際、医師が判断しやすいように自覚症状をメモにでもまとめておくのがおすすめです。肩こりの原因は多岐にわたりますが、通常の肩こりであれば予防と対処が可能です。運動やマッサージ、ストレッチ等の身体のメンテナンスを心がけて下さい。血行が良くなる生活習慣を摂り入れると更に良いでしょう。
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