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ダイエット中にカレーを食べても大丈夫?

 

ダイエット中にカレーを食べても大丈夫?

 

 

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老若男女問わず人気があるメニューと言えばカレーです。

 

手軽で美味しく万能メニューですが、カロリーが高いだけにダイエット中の人は避けた方が良いと考えているかもしれません。

 

果たしてダイエット中にカレーを食べるのはNGなのでしょうか?またカレーを食べながらダイエットする事は出来ないのでしょうか?今回はカレーとダイエットの関係について調べてみました。

 

カレーのカロリーが高い理由

 

カレーはカロリーが高いメニューです。

 

牛肉や豚肉、鶏肉などの肉類、じゃがいも、にんじん、玉ねぎが一般的な具材ですが、これらにカレールーが含まれます。

 

市販のルーはとろみを出すための小麦粉、油脂、塩分などで作られており、意外とカロリーも高いです。

 

白米にじゃがいも、カレールーと糖質が多く、糖質制限ダイエットをしている人の場合は、カレー1食分でも優に1日の糖質摂取量に到達してしまいます。

 

それに加えてカレーはスパイシーな香りと塩分により、普段よりご飯が進みます。

 

一汁三菜の献立ではお茶碗に一杯程度のご飯で満足出来ても、カレーなら少ないご飯では物足りず、それ以上の量を食べてしまうのです。

 

 

カレーのスパイスにはダイエット効果もあり

 

塩分過多で高カロリーのカレーはダイエットの敵のようなイメージがあるかもしれません。

 

しかしカレーに含まれるスパイスには、ダイエット効果が期待出来るものがたくさんあります。

 

例えばカレーの着色スパイスとしてもお馴染みのターメリックは、消化作用や新陳代謝を活性化させるので、脂肪の分解や燃焼を助ける働きをします。

 

独特の風味があるコリアンダーは、腸内に溜まったガスを排出し便通を良くします。

 

体内の老廃物を排出できるのでデトックス効能が期待でき、さらに胃腸の働きを促して消化も助けるため、新陳代謝を活発にさせる作用もあります。

 

思わず食欲がそそられる、カレー特有の香りの元になるのがクミンです。

 

クミンはコレステロールの吸収を抑える植物ステロールと、代謝を高めて脂肪を燃焼させるリモネンという2つの成分がダイエットに効果的とされています。

 

またカルダモンやシナモン、クローブといったスパイスは交感神経の働きを高めます。交感神経が優位になると血流が促進されて基礎代謝も上がるので、体内のエネルギーもどんどん消費されます。つまり痩せやすい体質になるためにも意味のある作用という訳です。

 

そして様々な料理に使われている生姜やニンニク、唐辛子もカレーのスパイスとして活用されていますが、いずれもダイエットを助ける作用を持っています。

 

生姜には体を温める効果とともに、血行促進や発汗、脂肪燃焼促進効果、ニンニクには新陳代謝の活性と脂肪燃焼効果、唐辛子には脂肪の分解や燃焼、肥満防止効果などが挙げられます。

 

カレーの味や風味を作り上げるために欠かせないスパイスですが、実はダイエットや健康促進など、体に様々なプラス効果をもたらしてくれるのです。

 

 

 

カレーに入れる食材や食べる時間帯を意識しよう

 

カレーには様々な種類があります。

 

お肉がメインのカレーもあれば、シーフードカレーや野菜カレー、ルーカレーではないドライカレーもあります。

 

入れる食材によってカロリーも違い、最も高カロリーであるのがドライカレー、低カロリーが野菜カレーとなります。

 

野菜自体がヘルシーなので野菜カレーのカロリーが控えめなのも当然の結果ですが、体に良かれと思って野菜を入れ過ぎると、今度は糖質が高くなってカロリーも高くなります。

 

また肉類は入れる量によってカロリーも変わってきますが、牛肉や豚肉より鶏肉を使った方が断然カロリーも減らせます。

 

そしてカレーを食べる時間帯によっても、体に良い効果をもたらしてくれます。

 

夕食の定番メニューにしている家庭も多いですが、高カロリーで高脂質なカレーを活動量の少ない夜に食べては、エネルギーも余りやすく脂肪として体内に蓄積される事になります。

 

特にダイエットに励んでいる人にとっては不向きなメニューとなってしまいますが、朝にカレーを食べるようにすると様々なメリットが得られます。

 

いわゆる「朝カレー」と呼ばれるものですが、カレーに配合されているスパイスが良い働きをしてくれるのです。そもそも朝は副交感神経優位の状態から交感神経優位の状態に変わるタイミングです。

 

カレーのスパイスが脳を活性化させ、素早く交感神経優位に移行させるため、1日の消費エネルギーをアップさせる事が出来るのです。

 

また朝に美味しいカレーをしっかり食べておくと満足感が得られ、夕食にたくさん食べてしまう事を防ぐ効果もあります。

 

朝カレーを続けていると新陳代謝も上がっていき、自然と痩せやすい体質へと変える事も出来るのです。

 

 

少しの工夫でカロリー控えめのカレーが作れる

 

カレーを食べると必然的に炭水化物や脂質を多く摂ってしまうため、太りやすいメニューと言われるのです。

 

つまり炭水化物や脂質を減らす事でマイナスのイメージを覆す事は出来ます。

 

総カロリー数を減らす方法はいくつかありますが、まずご飯の量を調節する事から始めたいものです。

 

何気なくカレー皿にご飯を盛り付けていると、実は普段のご飯の量より多くなってしまっている可能性が高いです。

 

普段通りの量にするなら、一度お茶碗に盛ってからカレー皿に移すのがポイントです。

 

そして白米より玄米や雑穀米にすると栄養価もアップし、噛み応えが感じられて食べ過ぎを控えられるようになります。

 

またお米の中に細かく刻んだしらたきを混ぜると、満腹感も得られ罪悪感を感じる必要もありません。

 

さらに上手となるのが、ご飯の代わりに豆腐やおからを代用するという方法です。

 

もちろん食感は変わりますが、低カロリー高タンパク質の食材であるため、体にも良い作用をもたらしてくれます。

 

そしてカレーに入れる食材にもひと工夫が必要です。

 

玉ねぎやにんじん、じゃがいもが定番の野菜ではありますが、甘味がある分、糖質が多いのが難点です。

 

そこで定番の野菜だけではなく、その他の種類を増やしてみます。

 

糖質が少ないのはナスや葉物野菜を入れると新たな栄養素を摂取でき、きのこ類を加えるとまた違った食感が楽しめるようにもなります。

 

肉類は鶏肉が一番ヘルシーで、中でも皮無しの胸肉を使うとカロリーを大幅に抑えられます。

 

もちろん牛肉や豚肉が絶対にNGという訳ではありませんが、ダイエットの事を考えるなら脂質の少ない赤身が最適です。

 

調理法も見直すべき点があり、通常カレーを作る際は油で具材を炒めてから煮込むという方法が一般的ですが、テフロンのフライパンを使って油をひかずに炒めたり、最初に蒸しておくという調理法もあります。

 

他には使用するカレールーもカロリーが半分になったタイプに切り替えたり、さらに上級者を目指すなら、ルーに頼らずカレーパウダーやスパイスを使って作ってみても良いかもしれません。カレールーのように小麦粉が配合されている訳ではないので、さらっとした仕上がりとなります。

 

ルーを使ったカレーを食べてきた人にとっては、カレーパウダーで作ったものに対して最初は物足りなさを感じるかもしれません。

 

しかし味も自分好みに調節でき、スパイスの良い香りをダイレクトに楽しめます。ヘルシーかつ、カレーを食べたという満足感も得られます。

 

 

ダイエット中でも工夫して美味しいカレーを食べよう

 

カレーを食べる事で絶対に太る訳ではありません。

 

配合されているスパイスはダイエット効果もあり、ダイエットに適したメニューという見方も出来ます。

 

市販のルーではなくカレーパウダーで作る、白ご飯の代わりにおからを代用する、ヘルシーな具材を選ぶ、夜ではなく朝に食べるなど、様々な工夫をする事で劇的にカロリーは抑えられます。

 

つまりダイエット中でもカレーは食べても問題ないメニューなのです。

 

 

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