眼精疲労は症状によって目薬の種類も違う〜目薬の正しい選び方・使い方〜
眼精疲労は症状によって目薬の種類も違う〜目薬の正しい選び方・使い方〜
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パソコンやスマホを長時間使うことが増え、目の疲れが取れないという方も多いのではないでしょうか。目の疲れをそのままにしておくと、肩こりや頭痛などの全身症状にもつながります。目薬などで小まめに目のケアをすることは、自分でできる対策として有効です。その際に、症状によって目薬を使い分けることがお勧めです。
症状によって異なる効く目薬の種類
ドラッグストアなどに行くと、どれを選べば良いのか分からなくなってしまう程に沢山の種類の目薬が並んでいますが、パッケージに表示される成分表示に気を付けてみると、目薬の種類によって含まれている成分がそれぞれに異なることが分かります。その中で、長時間パソコン作業をしていたなど、目が重く感じる時に効く成分は「メチル硫酸ネオスチグミン」です。これは目のピント調節を助けてくれる成分です。一方で目が乾いているような時には「コンドロイチン硫酸ナトリウム」が含まれているものが効果があります。角膜を保護してドライアイの症状を和らげてくれます。集中して作業に没頭していて、気が付いたら目が真っ赤ということもあるでしょう。そんな目の充血の症状には「塩酸テトラヒドロゾリン」や「ナファゾリン塩酸塩」という成分が即効性があります。全般的に疲れ目を何とかしたいという場合には、「ビタミンB6」「ビタミンE」「L-アスパラギン酸カリウム」「酢酸d-a-トコフェロール」などの成分が、目に栄養を与えて代謝を促進する働きがありますので試してみてはいかがでしょうか。
目薬を使う際に気を付ける事
上でも触れた、目の充血に効く「塩酸テトラヒドロゾリン」や「ナファゾリン塩酸塩」という成分は血管収縮剤になります。即効性はあるのですが、本来は目の血管は太い方が栄養や酸素を行きわたらせ目の状態を良くするので、使いすぎると逆効果になることもあります。あくまで緊急用として考えて、依存しすぎないようにしましょう。「ビタミンB12」や「ビタミンB6」など、ビタミンB群が含まれているものでも、目に栄養を与えて働きをサポートしてくれますので、気になる場合にはそうした成分が使われたものを選びましょう。また、目薬の使用期限にも注意が必要です。パッケージに書かれている期限は未開封の状態での期限です。保管状況や使用状態にもよりますが、開封したら2~3カ月で使い切るのが目安とされていますので、常時カバンに入れっぱなしという人は特に注意が必要です。友達と目薬の使いまわしをするなどの行為も、衛生的観点からは止めた方が良い行為です。目薬は1人1本と考えましょう。
正しい目薬の差し方
まず、手指を石けんなどを使ってよく洗い、清潔な状態で目薬を使います。この時外した目薬のキャップも、清潔な場所に置き、目薬に細菌などが付く可能性を出来るだけ避けます。下まぶたを軽く引き、目の中に確実に目薬を滴下します(上を向く必要はありません)。その状態でしばらく目を閉じ目薬が流れ出るのを防ぎます。真上を向いて目薬を落とし、目をパチパチとする差し方は、目薬が確実に目に入らず流れ出ることの方が多いため、目薬を無駄にしていたかもしれません。また、複数の目薬を使う場合には1つ1つの目薬の成分が目に浸透してから次を使うようにしましょう。先に使った目薬の成分が、次の目薬で流れてしまうからです。5分程度は間隔を空けた方が良いとされています。
その症状にあった目薬を選び正しく使うことが大切
一言に眼精疲労といっても目が重くだるい感じや、痛い、充血するなど、様々な症状があります。その症状によって適した目薬は異なってきますので、上で述べた成分を参考にその時の症状に合ったものを使うようにすると、効き目も違ってきます。また、目薬はドラッグストアなどで気軽に購入できるものですが、立派な薬です。目薬を使う際にはその保管状態や使用状況にも気を配って衛生的な環境で使用し、開封後は出来るだけ早く使い切るようにしましょう。
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