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目に効くツボで眼精疲労さよなら!

目のトラブル

 

目に効くツボで眼精疲労さよなら!

 

 

この記事を読むための時間:5分

 

スマートフォンやパソコンなどデジタル画面の森に生きる現代人は目を酷使し続け、慢性的な眼精疲労が蓄積されています。ブルーライトカット眼鏡などを使ってそれ抑止をするのも一つですが、簡単なマッサージで目疲れを解消する方法を紹介します。

 

 眼精疲労のメカニズム

 

まず目が物を見る仕組みをおさらいします。光が水晶体を通過しそこでその光を絞って網膜に映像を映します。その映像は視神経という目の神経を通じて脳にその映像の情報を伝えます。水晶体を支えるのは毛様体筋という筋肉で、これが伸縮することで映像のピント調節を行います。ウェイトトレーニングやマラソンなど、筋肉を使い続ければ疲労で身体が痛くなるのと同じで、蛍光灯のちらつきや光の刺激を常に受ければ毛様体筋が常に伸縮を繰り返し、やがて筋肉疲労を起こします。これが眼精疲労の元になります。その他、度の合わない眼鏡やコンタクトを通して物を見ようとすると、目が無理やりピント合わせをし、筋肉が常に仕事をするため同様のことが起こります 。

 

 

視界

 

眼精疲労がもたらす症状

 

眼精疲労は目のみならず神経を通じて全身に影響を与えます。毛様体筋は自律神経の管轄下にあり、使い過ぎによる自律神経の乱れが身体のホルモンバランスを崩します。また目には末梢神経が集中しており、この神経は全身に張り巡らされているため体中に影響が出る原因となっています。代表的な症状は目の痛み・充血・ドライ感・眩しさ、目以外では頭痛や肩こり・イライラ・全身の疲労感が挙げられます。特に患者数が多いのが頭痛で、目の周りの筋肉の緊張・収縮が筋肉内の血管を収縮させ血流を悪化させます。血管内が酸欠になり、さらに血流悪化の悪循環を生み頭痛を引き起こします。目周辺の結果は体内で最も細く、老廃物が堆積しやすいため血流の正常化は、疲労回復はもとより視力維持に欠かせません。

 

疲労回復のツボと刺激の仕方

 

目に疲労を感じた時おもむろに、こめかみや眉付近を揉んでみると目がすっきりした感覚を得られるケースが見受けられます。つまり目の周辺に目をスッキリさせるツボが集中していることが分かります。目の周辺には目を囲むように6つのツボがあります。 目頭近く・鼻の付け根付近のくぼみ(睛明・せいめい)、眉下側で目のくぼみとの堺にあるくぼみ(攅竹・さんちく)、眉の真ん中下側にある骨の縁(魚腰・ギョヨウ)、目尻の骨の縁(絲竹空・シチククウ)、こめかみ真ん中付近のへこんだ部分(太陽・たいよう)、目の下真ん中の骨の縁(承泣・しょうきゅう)のそれぞれです。指の腹で優しくツボ押し込みましょう。それぞれ大体5秒ずつ、順番に施術し、3セット行いましょう。棒刺激する際、力強くこすると神経を傷つけることがあるので注意しましょう。目周辺のみならず全身にも目の疲れを取り除いてくれるツボがあります。手の甲側で親指と人差し指の付け根の広い部分(合谷・ごうこく)は、目疲れ解消に加え頭痛や肩こり改善にも効果をもたらすと言われています。人差し指側の骨に向かって5秒ずつ3回刺激しましょう。後頭部の少し出っ張った骨の後ろ側にあるくぼみ(風池・ふうち)も合谷同様の効果があります。くぼみの下へ指を入れて押し上げるように刺激しましょう。これも3回 繰り返しましょう。

 

まとめ

 

眼精疲労は目のみならず全身に影響を及ぼすことがわかります。筋トレ後のストレッチ同様、目も使い終わったらケアすることが大切です。ツボの刺激によるマッサージはお金がかからず何時でも出来るメソッドで、四六時中使用する目をリラックスさせる習慣を促してくれます。仕事上パソコン中心になる社会人は、使用時間と保養時間を設けて目を正常化させれば、集中力を回復させる為の小休止にも繋がり、業務効率改善が見込まれます。目は交換が効かないものなので大切にしていきましょう。

 

 

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