コミュニケーションで大切なのは「聞く力」~聞き上手を目指そう!~
コミュニケーションで大切なのは「聞く力」~聞き上手を目指そう!~
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アドラー心理学では、人間が抱えるすべての悩みは「人間関係」と言われているそうです。少し大げさな表現のようにも感じますが、確かに悩みのもとを辿ってみると人間関係ということも多いですね。今回は、対人関係をスムーズにするためのコミュニケーションについて考えてみました。
伝えたいことがあるときこそ、まず「聞くこと」を大切に
職場や家庭などで話をしているときに、自分の話がいつの間にか相手の話にすり替わってしまった経験はありませんか?話したいことがあったのに話を聞いて貰えないとがっかりしてしまいますね。ですが逆に言えば、それだけ自分の話を聞いてもらいたいと思う人は多いのかも知れません。何かを伝えたいとき、つい伝えることにフォーカスしてしまいます。ですが、実は大切なのは”聞く力”を高めることです。自分の話や言葉を受け止めて貰えることで、話し手は、この人には安心して話ができると感じるのではないでしょうか。ビジネスの場面などでも、自分の話や要望をきちんと聞いてくれる人には安心感を覚えるものです。セールスが上手な営業マンは、話が上手なのだろうと思ってしまいますが、実は「聞き上手」なのだそうです。自分の意志を伝えたいと思うときにも、まずは相手の話をきちんと聞いてあげることが大切です。気持ちの良いコミュニケーションのために、聞き上手を目指しましょう!
相手が伝えたいことを引き出す「話の聞き方」
相手が何かを話しているとき、つい先回りして「こういうことだよね?」と結論を出してしまった経験はありませんか?聞き上手を目指すのなら、相手の話を最後まで聞いてみて下さい。自分の中で結論が見えていたとしても、言葉にするのは少し我慢します。最後まで話を聞いてみると、初めの予想と違っていることも多いものです。話を聞く際には、相手が話しやすいように「聞いていますよ」というサインを出しながら話を聞きます。自然な笑顔で話を聞きながら、話を促すように相槌を打ちます。もし話している相手が途中で詰まってしまったら「こういう状態なんですね?」と、相手の話を繰り返してみます。話し手も、上手に聞いて貰えることで頭の整理ができるので、何を伝えたいのかがはっきりしていきます。
伝えたいことがある場合にも、相手の立場に立ってみる
話を聞き終えて、相手の話したことをどう思ったとしても、まずは聞いた内容を受け止めます。例えば職場で部下がミスをした、家で子供が悪戯をしたなどは、思わず感情的になってしまうかもしれません。そんな時にも、感情的にならずに落ち着いて対処します。あなたの状況は分かった、ということを伝えます。もし否定的なことを言わなければいけない場合にも”相手”を否定するのではなく、「してしまったこと」を「良くなかったね。」と伝えます。相手の立場を理解した上で「こうするともっと良くなると思うのだけれど」と提案すると、意外と相手はスムーズに話を聞いてくれるものです。十分に話を聞くことが出来ていると、信頼関係が出来ていきます。
聞く力がもたらす、意外なメリットとは?
耳だけではなく、態度だけではない、相手の立場に立って聞くという「聞き上手」なコミュニケーション。コミュニケーションの基本は、相手の立場を思いやること、と言えるかも知れません。聞き上手になると、冒頭でお伝えしたように相手と信頼関係ができます。そのため、スムーズなコミュニケーションが期待できます。ですが、その他にも意外なメリットがあります。例えば相手の立場に立ってみると、苦手だとばかり思っていた相手の意外な一面が見えてくるかも知れません。自分の思い込みのようなものにも気づけるかも知れません。気づいたことがビジネスチャンスなどに繋がることもあるでしょう。そう考えると、聞くことで、あなたの世界が広がる可能性もあります。ただ、ずっと一方的に話を聞いているだけでは疲れてしまいますね。「話を聞いているばかりで疲れてしまった」という時には、安心して話せる理解者の存在が欲しいものです。聞き上手なコミュニケーション、ご家庭や職場などで取り入れてみて下さい。
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