鬱病かもしれない!?鬱の初期症状を見過ごさないで!
鬱病かもしれない!?鬱の初期症状を見過ごさないで!
この記事を読むための時間:15分
鬱病は誰にでも起こり得る病気です。経験がない人は心の弱さが原因と誤解する場合もあり、気力で完治すると思いがちです。しかし、鬱病は気持ちを強く持てば治るものではなく、正しく治療をしなければ治りません。早期に回復するために大切なのは、初期症状を見過ごさないことです。
早期に対策を!心が沈んだ状態を放置しないで!
鬱になる心の状態とはどのようなものか、自分でも分からない人は多いでしょう。そもそも、気分が落ち込んだり、倦怠感を感じたりするのは、日頃の疲れや気分の問題と自分で納得してしまいがちです。実際に、心身共に元気な状態であれば、軽く休養すれば通常の状態に戻ります。
14日以上気持ちが沈む時は要注意
しかし、鬱病は一時的に落ち込むのとは異なり、常に気分が沈んだ状態が14日間以上継続するのが基本です。何らかの出来事がきっかけになり発症するケースや、生活環境の変化や日頃のストレスが発症につながるなど、鬱病になる原因は人それぞれと言われます。
何がきっかけになるかはわからない
ケースによっては、嬉しく楽しい出来事が起こり、鬱病になってしまう場合もあるようです。気分が沈んだ状態が何日も続き、寝つきが悪かったり、何をするのもやる気が出なかったりする状態にあるなら、どうしてそのような心の状態になったのか考える前に、医師の診断を受けるのが大切です。病院へひとりで行くのがためらわれるのであれば、信頼できる人に相談するのも良いでしょう。周囲の人から理解を得たり、力を借りたりするのも鬱病の対策には必要です。鬱を放置しても一時的に回復する例が近年では見られていますが、治療をせずにいると再発を重ねます。鬱病を重症化させてしまうと、日常生活への影響が大きくなるほか、回復までに長い期間を要するなど良いことはありません。自分で心の状態へ異変を感じたら早めの対策やケアをし病気をこじらせないようにするのが大切です。
自分のことなのに?異変になかなか気付かないのは何故?
鬱病の初期症状に早く気付いて一刻も早く治療したいと、このコラムを読んでいる人の多くが思うことでしょう。しかし、心身共に健康な状態であっても、気分が落ち込むなど鬱病の症状に似た状態にはなるものです。このため、一時的なものだろうと思ったり、そのうち治るだろうと思ってしまい、発症した時点で気が付かないケースは少なくないと言えます。むしろ、鬱病の診断を受けてから初期症状であったのかもしれないと気付く場合も多いです。また、心の異変に気付いたとしても、気力で治せると思い込み、鬱病であると認めないまま生活を続けてしまう人もいます。心が弱いから鬱になると考えている人に多く、自分が鬱状態であることを恥ずかしく思ってしまうのです。社会的立場のほか、学校や会社の多忙さなども原因のひとつにあり、休暇をとれない、病院へ行く時間がないなどの単純な理由で鬱病になかなか気付けない人もいます。
うつ病の超初期かもしれない!?症状別に状態をチェック!
鬱病の初期症状でも超がつくほど初期の状態である場合に、どのような症状になるのかを知っておくと、鬱病を自覚しやすく病気の進行を防ぎやすくなるでしょう。日常の中で自分に起きている些細な変化をたまたまと考えずに、状態を放置するのは避けたいものです。
★健康なはずなのに体調があまり良くないと感じる★
生活の中で疲労を感じるのは誰にでもあることですが、さほど疲れることをしていないのに、疲労感や倦怠感を感じる場合は、鬱病のサインかもしれません。例え、肉体的・精神的に疲れる状態にあっても、問題が無ければ長くても数日で疲れはなくなるものですが、鬱病の場合は疲労や倦怠感が持続して、日常動作さえ面倒に感じるケースもあります。胃が痛んだり頭が痛かったりなどが続く場合も早めのケアが必要です。
★何に対してもやる気が起こらない★
なんとなく、何に対しても興味が湧かずにやる気が出ないなども、落ち込むような出来事があれば誰にでもあり得ます。しかし、いつも自分が好きで積極的に行っていることや、習慣にしている当たり前の行為でさえも、なんとなくやりたくないと感じたり、楽しいと感じられなかったりするのは、鬱病の超初期症状としてはチェックしたいサインです。目立って気分が落ち込んでいる訳ではなく、鬱状態と言えない状態でも、些細なことさえやる気になれないのは鬱病の症状と言えます。意欲低下と呼ばれる症状で、できれば横になって休んでいたいと考える人も多いようです。
★何を食べても美味しくない★
食べ物の好みが変わった訳でもないのに、好きなものを食べても美味しくないと感じるのも、初期症状によくあるサインと言えます。最初の内は、食欲がないと感じる程ではありませんが、何を食べても以前より美味しいと感じなくなったのであれば注意しましょう。鬱病の症状では、食欲減退か食欲の増加が見られる場合があります。特に、食欲減退は鬱病患者の半数以上に見られており、進行すると食事自体をしたくないと感じる場合も少なくありません。好きな食べ物を美味しく食べられるのは、普通の状態です。そうでないなら、何かしらの変化が起きていると考えて、自分の状態をチェックしてみましょう。
異変に気付いた!方法別に対処方法を紹介!
自分が鬱病かもしれないと感じたら、とにかく放置するのはやめましょう。鬱病は治らない病気ではありません。異変が起きているなら対処をして、焦らず治療を続けるのが大切です。
★まずは休養が大切★
鬱病の初期であればそれほど症状は強くありませんが、誰にとってもつらい時こそ休養するのは大切です。休んでしまうと、怠けてしまうと考えたり、何かすべきと焦ったりしがちですが、休養は鬱病患者にとって重要な治療方法のひとつです。休養ならば旅行や友達と飲みに行くなどの楽しいことをして過ごせば気が晴れるのではないかと思う人もいるでしょうが、疲労や他人を気づかう状態は避けるべきなので、何もせずに過ごしましょう。社会人でまとまった休暇をとった場合、仕事を家へ持ち帰ったり、次のステップへ必要な勉強をしたりするなども、休養にはなりません。睡眠をよくとり、ぼんやりと過ごすのが大切です。ただし、体が動かせそうな日には、体に負荷がかからない程度の軽いストレッチなどを行うと良いでしょう。無理をせず気分や状態に合わせてコントロールしてください。
★生活を見直すのも大切★
睡眠不足の人も多い時代ですが、生活リズムの乱れは体の不調や自律神経のバランスにも少なからず影響があります。特に、鬱病の人は睡眠時間が短くなるケースも多いですが、不規則な生活を正すために6時間以上の睡眠時間は確保しましょう。夜に眠れないのなら、昼間の内に体を軽く動かしたり、日向で過ごしたりすると眠りやすくなります。起床時間は毎日同じにして、習慣づけると良いです。朝日を浴びてから朝食をとる行為によって、体内時間をコントロールできます。食事は3食きちんと摂り、適度なスポーツをするのも良いでしょう。一般的に健康と言える生活リズムを心掛けるのは、鬱病にも良い影響を与えやすいのです。ただし、前述したように休養が必要な人は、過度なスポーツや無理に起きるのは避けましょう。あくまでも、症状に合った治療をするのが効果的です。
★気分を変えるのも良し★
ストレスを感じる時や気分が落ち込んでいる時は、気分転換をすると良いでしょう。初期の状態であれば、趣味に時間を使ったり、家の近所を散歩したりするだけでも、良い気分転換になります。動物好きなら動物に触れ合える場所に出かける、料理が好きなら一から手作りしてみるなども良いでしょう。
★病院やカウンセリングへ行く★
対処法をいろいろ試しても何となく良い状態にならない、誰かに話を聞いてほしいなどであれば、鬱病のプロに治療や対処をしてもらいましょう。自分の状態を話すだけでも気持ちが楽になる可能性もあります。
まとめ
鬱病は治せる病気ですが、早期のケアや治療がその後の病状を左右します。異変や初期症状のサインに気付いたら、自分としっかり向き合い、すぐに治ると決めつけないのは大切です。ここでは、鬱病の初期症状や暮らしの中で実践できる対処方法などについて紹介しましたが、鬱病は患者によって症状や状態が異なります。恒常的な鬱状態である場合は、自己判断で行動せず医師に相談してください。
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